女性ホルモンの働きと頭痛:女性ホルモンと月経サイクル

女性ホルモンの働きと頭痛:女性ホルモンと月経サイクル

女性は約28~35日と言われる月経周期の中で女性ホルモンの分泌量が大きく変化していきます。
この女性ホルモンの分泌量の変化によって頭痛が引き起こされてしまうことがあります。

頭痛に大きく関係しているエストロゲン

月経周期に合わせてエストロゲンとプロゲストロンという2つの女性ホルモンの分泌量は大きく変化していくのですが、頭痛に大きく関係しているのはそのうちのエストロゲンです。

エストロゲンと頭痛の仕組み

排卵前にエストロゲンの分泌量がピークとなり、そこから急激に分泌量が減少していきます。
排卵が終わると再び分泌量が増えるのですが、エストロゲンの分泌量が急に減少すると脳内ホルモンのセロトニンの分泌量も減少します。
その結果脳内の血管が拡張し血流が増大することで、脳の神経に影響を与えて頭痛を引き起こしてしまうと言われています。

排卵前:エストロゲンの分泌量がピークになる

エストロゲンは急激に分泌量が減少

脳内ホルモンのセロトニンの分泌量も減少

脳内の血管が拡張し血流が増大する

脳の神経に影響を与えて頭痛を引き起こす

エストロゲンと頭痛

月経関連偏頭痛

「月経周期を気にしている人は多いですが、排卵のタイミングに合わせた女性ホルモンの分泌量の増減までは気にしていない人が多いため「頭痛持ちだから」という理由で終わってしまっているケースが少なくありません。

症状がひどければ医療機関に行ってみましょう

この頭痛は「月経関連偏頭痛」という名前がついているため、病院で診察を受けることで痛み止めなどの処方を行ってもらえることがありますので、症状がひどいという場合には我慢せずに医療機関で受診するようにしましょう。

女性ホルモンと月経サイクル

女性ホルモンとは脳からの指令で分泌されるホルモンのことをいい、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。
エストロゲンとプロゲステロンの2つのホルモンが働くことで、おおよそ28日周期の月経サイクルが生み出されています。

エストロゲンとプロゲステロンの変化

エストロゲンとプロゲステロンは、月経周期の中で分泌量が大きく変化します。
エストロゲンは月経の終わりごろから分泌量が増えていき、排卵の直前に分泌量はピークに達します。
その後は量が減り、しばらくしてからまた増加していきます。

プロゲステロン

エストロゲンの働き

エストロゲンには、子宮内膜を厚くして妊娠しやすくする働きがあります。
また、女性らしい体をつくったり、卵胞の成熟を促すといった働きもあります。

プロゲステロンの働き

一方、プロゲステロンは、排卵後から次の月経の間に分泌されます。
プロゲステロンには、受精卵を着床しやすいように環境を整えて、妊娠を継続させる働きがあります。
妊娠しなかった場合には、プロゲステロンは一気に減少します。

妊娠後のエストロゲンとプロゲステロン

受精卵が着床して妊娠が成立した場合には、エストロゲンもプロゲステロンもどちらも分泌量が増えていきます。
そして、出産するまで増え続け、子宮を大きくしたり乳腺を発達させて母乳をつくる準備をしたりといった働きをします。
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